普通の学生が面接で差を付ける方法!

就職試験の面接を受けるにあたって、少しでも他の学生と差を付ける方法をブログに書いていきます。普通の学生に少しでも参考になればと思います。

学生時代に一番頑張ったことを教えてください。

 

 

この質問もよくある質問です。

最初に厳しいことを言うとこの質問は何か頑張ってきた人にとってはたいへん答えやすい質問で、そうでない人には答えづらい質問になってしまいます。

 

頑張ってきた人にとっては、この質問でご自身を十分アピールしてください。アピールし過ぎてマイナスイメージを残さないようにしてください。

 

 

就職活動をするようになってこの質問に明確に答えることが出来ない人は、他の方と比べてかなり出遅れてしまったと考えてしまいますが、深刻に悩む心配はいりません。出遅れには違いないですが、ここからでも挽回は可能です。

 

 

まず、何でもいいから学生時代にやってきたことで少しくらい頑張ったかなと思ったことがあれば、それを堂々とアピールしてみてください。面接官は、全ての学生に対してものすごく期待している訳でありません。どれだけ堂々と話せるかというプレゼンテーション能力も見ています。内容的に差ほどアピールする内容でなくても、それを表情豊かに明るく説明するだけで印象は変わってきます。その説明を聞いた面接官が、「内容はたいしたことないけど、この学生なら元気よくめげずに仕事を頑張ってくれるかも。」と思ってくれれば十分です。

 

 

私は、個人的にはあまりポジティブになり過ぎると何も考えてない学生のように思われてしまうのではないかと思ってしまいます。ネガティブにならないような、学生時代の悩みの部分を出してもいいと思っています。

 

 

学生時代に何も悩みなく生活していたという人はほんの一握りしかいないので、多少悩みを持っている人の方が、好感を持てますし本音で話している感じがするはずです。

 

 

 

尊敬する人物を教えてください。

「尊敬する人物を教えてください。」

 

これも面接では定番の質問です。ただ、最近の厚生労働省の採用選考の基本的な考え方のひとつに尊敬する人物は本来自由であるべき事項に入っているので大手では質問しないのかもしれません。

 

ネットでは回答例もたくさん出回っているのでおそらくまだまだこの質問は一般的によくある質問だと思います。マニュアル通りの回答ではなくあなたらしい回答を用意して是非自己アピールの場にしてしまいましょう。

 

まずは、この質問の回答で無難なのは両親です。ただ、二十歳過ぎの大人がせっかくの面接の場で両親と答えるのはあまりにも面白くなさすぎです。面接官はあなたのことを悪い人とは思わないですが、可もなく不可もなくという印象がついてしまうと思います。

 

面接官も知っている歴史上の偉人などがいいと思います。もちろんその人のことを本当に尊敬していないと言葉が伝わらないので、今まで尊敬していなくても調べてみて尊敬する人物になった人物でもいいのですが、本当に尊敬できる人物を挙げるようにしてください。

 

この質問は、人物の名前を挙げるだけが回答ではなく、その理由を付け加えることが大切になります。尊敬する人物のことを最低でもよく調べて実績功績などはしっかり勉強しておきましょう。

 

例えば、坂本龍馬は、とてもいい回答例になると思いますが、龍馬好きは結構多いので最低でも司馬遼太郎の「龍馬がゆく」は読んでないとボロが出ると思います。豊臣秀吉もその功績を勉強しておかないと面接官からいくらでも突っ込みがくる人物の一人かもしれません。


いくつか例を挙げましょう。


長嶋茂雄
この人のことを嫌っている人は本当に少ないです。サービス精神旺盛でエピソードもたくさんある人なので、面接官も和んであなたの好感度は上がると思います。


野茂英雄
また野球人になってしまいましたが、まだ大リーグで成功する人がいなかったところを単身で乗り込んで成功させた実力と勇気は尊敬できます。人としてかっこいいので尊敬する。20代前半の学生が尊敬する人物に挙げるには適任だと思います。

 

勝海舟
幕末の偉人ですが、坂本龍馬の師匠であり、江戸城無血開城させるなど先見性のあるところと平和主義を持ち合わせている人物です。少し勉強すれば、面接官からそれほど突っ込まれることもないと思います。


いかがでしたか?


これ以外でもあまり背伸びせず、面接官におや!と思わせるような尊敬する人物を挙げることが出来たら内定通知はぐっと近づくと思いますよ。

 

うまく説明できれば、矢沢永吉もいいですよ。(笑)

あなたの強みは何ですか?

「あなたの強みは何ですか?」

 

 

この質問にどう答えるか?結構難しい質問だと思います。この質問は、よくある質問なのでこの質問で詰まってはいけない質問になるからです。

この質問で何が難しいかというと、人は日常会話の中で自分の強みを具体的に表現する場はほとんどないことなのでその訓練が出来てないからなのです。それでも就職試験の面接であれば答えなくてはいけません。


おそらくこの質問に堂々と具体的に自分の実績を交えて回答できる人は、よっぽど自信満々の方です。おそらくそのような素晴らしい実績を持っている人は非常にレアケースなので、その人のマネはする必要はありません。普通の学生は、身の丈にあった普通の回答で十分です。この回答で完璧を目指して妙に背伸びをしてしまいボロを出さないように注意した方がいいです。


自分の強みを説明するということは究極の自慢話になるので説明は短めの方が効果的です。もしも説明する素晴らしい実績がたくさんあるとしてもその強みを具体的に説明することによって面接官へ嫌味にならないよう注意する必要があります。


自信満々の学生は、素晴らしいのですが、僕は人間的に自信満々の人間はあまり一緒に仕事をしようとは思いません。少し謙虚なくらいの人間の方が長い目でみると仕事はスムーズにはかどります。


それでは、あまり実績のない普通の学生が自分の強みを説明する場合、どのような説明がいいのでしょうか?

 


真面目と頑張りでいいのです。

 

 

面接官は、これから一緒に働いてくれるあなたのような学生にものすごく多くは期待していないのです。これから育てていきたいのです。最低限真面目と一生懸命頑張るという気持ちがあれば、十分です。

 

普段の会話では、ほとんど使わない自分の強みの説明は、ごくごく短めにボロを出さないよう注意してください。

 

圧迫面接は、こう考えると楽になる。


圧迫面接にどう対応するか?


一般的に圧迫面接はなぜするのか?を考えてみよう。


少し考えれば誰でも分かるのだが、学生の「ストレス耐性」「臨機応変さ」を見ると言われている。確かにその通りだと思う。ただあまりに冷静で、ものすごく臨機応変に返していたらどうだろうか?圧迫面接は、人事担当者が学生を圧迫して学生の本音を見たいという面もある。そうであれば、あまり綺麗に返さなくてもいいような気がする。

 

多少ドギマギしながらそれでも一生懸命答える姿をさらけ出すくらいがちょうどいい。


面接官としては学生を圧迫してドギマギしてもらいたいはずだ。それに対して理路整然と返していたらせっかくの圧迫面接のし甲斐がない。多少どぎまぎするところを見せて「こいつ、いいやつだな。」「こいつだったら仕事を教えていても楽しいかも。」と思ってもらうような対応で十分だ。


もちろんわざとする必要はない。圧迫面接には軽めのものから強いものまであるが、軽めのもので簡単に返せる質問については綺麗に返した方がいい。軽めの質問でドギマギしていたら出来ない学生と思われる。


ネットで見てみると圧迫面接にもいろいろあるようで、中にはひどい言葉とか態度で圧迫面接をする企業もあるようだ。

 


面接は、普通採用する側と採用される側に分けて考えると採用する側が圧倒的に強いように考えられるが、そもそも就職するということはギブアンドテイクの関係だ。採用される学生が企業を訪問しない限りこの関係はない。


であれば、よっぽどひどいことをいう企業があれば、学生の方から「今回は、ご縁がなかったようで私はこれで失礼します。」と辞退することも出来る。


面接する側とされる側にはっきり分かれているので、そこをわきまえる必要はあるが、自分から企業を選んでいるという意識を持って臨むと俄然余裕が出来る。

 

面接では正直に伝えた方がいい結果が出る!

弊社は第一希望でしょうか?
その理由を教えてください。

 

 

多くの面接マニュアルを読むとこの質問によどみなく答える回答例が載っている。
それが、本音ならそれでいい。面接官に自分の言いたいことを伝えるには本当のことを言うに限る。もしも、受ける会社が第2希望以下だったらなかなか自信を持って志望動機を言うのは気が引けてしまうのだと思う。

 

 

その時は、面接官の気持ちを考えながら本音を言った方がいいのではないかと僕は思う。大学生が就職する時は、分からないことだらけだと思う。第一希望の会社でも実は、その会社が本人に合っているかは分からない。分からないことが多いのに第一希望としてあげるのは、おそらく周りの人からの評判やメディアを通じての評判から第一希望としているのだと思うが、それでいいのか?

 

 

もしかしたら第二、第二希望の会社の方が、自分にとって居心地がよくて自分のやりたいことが出来るのかもしれない。可能性は無限に広がっている。それを正直に説明したらダメなのだろうか?


僕が考えるのは次の回答だ。

 

「実は、御社は第二希望なのですが、すごく魅力を感じています。魅力を感じているのは、○○と△△です。ただ第一希望の会社も他の方の評判や一般に公開されている情報からそう思っていることなので、今後もしかしたら変わるかもしれません。その判断をする為に今日はいろいろ質問もさせてもらいたいと思っております。」

 

 

大学生が、何十社も企業を訪問するのは普通のことなので、第二希望以下の会社を回る時は、そのことを伝え

今の迷いを正直に伝えた方が、いい結果が待っているはずだ。

 

面接で他の学生に差を付けるには!

普通の学生が、最終面接で受かるにあたって一番何が大切かというと面接官に「この学生と一緒に仕事をしたい。」と思ってもらえるかに尽きる。

当然ながら消極的な学生より積極的な学生。
自信のない学生より自分に自信を持っている学生
専門分野の勉強をしていない学生より専門分野を持っている学生
勉強以外でも交友範囲が広く社交的な学生がいい、ということになる。

しかし、全ての学生が絵に描いたような理想の学生という訳ではなく、積極的に学生時代を謳歌した人もいれば、そうでない人もたくさんいるはずだ。

ネットに溢れている面接攻略のハウツーには、ほとんどの場合、その質問に対し積極的に返し自分を最大限に良く見せるような回答になっている。新入社員の面接で多くの学生がマニュアル通り回答しているのであれば、採用する側も苦労すると思うが、学生からすると他の学生に差を付けるには格好のチャンスだと思う。


私が提案するのは、全ての質問にマニュアル通り積極的に回答するのではなく、答えづらい質問については、正直に「その質問は、難しいですね。う~ん、ちょっと待って下さい。・・・・・」と言葉に詰まってもいいと思う。


面接官は、その学生の本当の姿が見たいのだ。
当然ながら志望動機や自分の強み弱みなど、どこでも質問されるような質問については回答を用意しておいて堂々と回答するのが普通だ。
回答できない人は、準備不足とみられる。

ただ、学生を一度追い込んでその受け答えをみる圧迫面接的な質問に対してはよどみなく落ち着いて返す必要はない。苦しみながら、それでも何とかいい回答を返したいともがいている素の自分を出せば十分だ。


面接官は、全てにおいて落ち着いて回答出来る学生を採用する訳ではない。

 


「こいつ、絶対いい奴だな。採用したいな。」と思ってもらえればいい。